元NiPコーチpitaがNiPの組織管理の問題点について明らかにしたインタビューがDBLTAP(Part1,Part2)より公開されています。

今月20日、NiPはLekr0に代わりhampusを採用し、コミュニティでは賛否両論の意見となり、2018年から2020年にかけ2年間NiPでコーチを担当したpitaはNiPのラインナップ変更について厳しく批判しました。

そして今回、pitaはDBLTAPとのインタビューでNiPの管理機能の欠如、過去の失敗したラインナップ変更(Xizt、dennis、draken、Lekr0)、GeT_RiGhTの引退疑惑、f0restの脱退について明らかにしています。インタビューが少し長めなので、一部抜粋した箇所のみを箇条書き形式で引用します。

・2018年1月に「NiPでコーチをしないか?」とHeatoNより連絡を受け、NiPと話し合いを進めている途中でNiPは私に「dennisは検討している」と相談を受けました。私は「彼は一般的に見て素晴らしい選手だが誰と交換するのですか?」と答えた。

・そして2018年2月にNiPは私の許可を得ず、経営陣のみの決定でXiztに代わりdennisを採用する方針に決定した。私は誰がIGLとして指揮を執るか疑問に思ったが、経営陣は「dennisがIGLを担当するだろう、彼もそう望んでいる。」と述べた。

・「私がIGLをやります」とは誰でも言うことができます。私はそのような失敗をしたチームを過去に多く見てきた。40分以上かけ説得したが結局答えは「No」、当時私はコーチとして正式に契約していなかったこともあり、最終的に経営陣の意向で決定したが、経営陣はやる気が無いんじゃないかと感じた。

・そんな中、ラインナップ変更を知らないXiztが私に親切心から「何か飲み物でも飲む?」と気軽に声をかけてくれた。その時、このことを今すぐにでも彼に伝えたかったが、それは叶わず、それがとても辛かった。

・実際に私もNiPで再びコーチをしたかったため、ラインナップ変更について強くNoとは言えませんでした。そのため、私にも責任はあると思います。


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・コーチとして加入した後、ブートキャンプを行いましたが、プレイヤー達もXiztの変更には満足しておらず、特に2人のプレイヤーは本当に腹を立てていた。

・結局、dennis加入後も状況は改善されなった。dennisは自身の責任から少しずつIGLから離れていき、最終的に「IGLを辞めたい」と言った。彼はIGLとして加入したにもかかわらずIGLを辞任するまで時間はかからなかった。

・drakenについては、パフォーマンスは申し分なく、才能を持つ素晴らしい選手だった。しかし、試合中に戦術とは違う動きを取りチーム内の雰囲気を険悪にしたりした。

・drakenの一番の問題点は何度も練習に遅刻したり、練習試合で注意を払っていなかったり、公式試合の準備を怠っていたりと、プロフェッショナルとは言い難い行動を繰り返していた。

・結局、drakenは自分の行動で自分のキャリアを台無しにした。彼はまるで往年のロックスターのような振る舞いでした。

・drakenに代わり、他のAWPerを獲得する方向になった際は経営陣は特に口出しはしなかった。私は当初はtwistを考えていたが、dennisと共にプレイ経験のあるLekr0を採用した。

・dennisがIGLを辞めたあと、Lekr0は「自らIGLになります。」と前向きに名乗り上げてくれた。彼はIGLではなくAWPerとして採用したため、彼にとって非常に酷な道のりになることは確かでしたが、彼は「チームを救う」ために自ら名乗り出てくれました。

・Lekr0の過去のインタビューを読めばわかると思いますが、彼は非常に誠実な人物で、素晴らしいプレイヤーであると共に良きチームメイトでもあります。


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・Lekr0がIGLとして活動を再開したあと、チームは少し上向きとなり、Minorから勝ち上がり再びメジャー大会(Faceit Major 2018)へ出場することができました。当時のパフォーマンスには非常に満足しており、チーム状況も良かったです。

・IEM Katowice 2019ではBEST8に入り、2年ぶりにメジャーサーキットのLegends Stage枠へ入ることができた。しかし、問題はその後に起きた。

・dennisは燃え尽き症候群を感じていた。ブートキャンプを計画していたがdennisから連絡があり、出場を予定した中国の大会*は辞退した。

*実際にNiPはWESG 2018を辞退している。

・私はdennisに代わりdrakenに最後のチャンスを与えた。drakenの加入にチームは不満そうな顔を見せていたが、dennisが復帰するまでの2、3つの大会のみの予定だったため、みんなを説得した。

・dennisは復帰したが、2019年7月にGeT_RiGhTと共にラインナップより降ろすことが発表された。

・変更が決定される前に、GeT_RiGhTに事前に知らせていたが、彼は非常にプロフェッショナルな受け答えで、「もっと早くラインナップから降ろされると思っていたよ」と答え、すぐに状況を理解してくれた。彼の夢はメジャー大会でNiPから降りることでした。彼のチームへの貢献は、私たちもチームも理解していたため、メジャー大会までGeT_RiGhTに任せることにしました。


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・当時、GeT_RiGhTがキャリアを引退するといった声明で大々的に発表されましたが、実際にGeT_RiGhTが引退するといった話は誰も聞いていません。組織が話題を大きくしたかっただけかどうかわかりませんが、GeT_RiGhTは引退すると決して言っていませんでした。

・GeT_RiGhTはメジャー大会後も複数の大会に出場し続けたが、f0restは「まだGeT_RiGhTとプレイを続けたい」と常に言っており、彼はGeT_RiGhTの変更に最後まで反対していた。

・私はf0restをチームにとどめようと努力したが、彼は既にGeT_RiGhTとプレイすることを心に決めていた。しかし、このことをプレイヤーに伝えるとモチベーションが下がると思ったので、実際にf0restが変更されるまではチームに秘密にしていた。

・2019年末、f0restはチームメンバーに脱退することを打ち明けた。明らかにチームメンバーは良い顔をしていませんでしたが、メンバーは彼の決定を尊重した。

移譲がインタビュー記事の抜粋になります。NiPの過去のスキャンダルについては以下のリンクより確認できます。

15 コメント

  1. NiPのスキャンダルだけで超大作のドキュメンタリーが作れそう。

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  2. Absolute全く関係なくてちょっと笑っちゃった
    ほんと昔からいい話ないねNiP

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  3. forestのGeT_RiGhT愛に泣ける

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  4. drakenはサムネをラッパー?にしてた時点でお察しだった説
    受け継がれるMaikeleleの系譜
    Legend枠に入ったくらいで燃え尽きるなよ
    f0restは長年CSの顔やってるのに悪い話が出ないのが凄いHikakinみたい
    まさかGeT_RiGhTを追って自らチームを辞めたとは思わなかった
    Xiztが抜けるのに腹を立てた二人のプレイヤーはやっぱりGeT_RiGhTとf0restなのかな
    Dignitasが上手くいくことを祈ります
    あと日本のチーム本当に何も関係なくて草

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    1. drakenはtravis scottのastroworldのジャケットをアイコンにしてましたね。
      自分の名前もラッパーのdrakeから取っているかもしれません。

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    2. お詳しいですね
      私はMaikeleleもdrakenも(サムネ)ラッパーっぽいなーくらいで記憶していたので
      すみませんラッパー好きな人がお察しみたいに言ったせいで
      遠回しに詳しい貴方もディスってしまっているかもしれない文章になりました訂正します

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    3. いえいえお気になさらず
      drakenの性格面でお察しな面があるのは確かなことなので

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  5. absoluteとかいうcsgoから逃げた奴らの名前を出すなよ

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  6. 嫉妬民沸いてて素直に草です。

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    1. こういう誰も得しない流れ数十回は見たから関係ない話を出すべきじゃないんだよなぁ
      管理人さんを悪く言いたいわけじゃない

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    2. どこに嫉妬する要素があるんだよ馬鹿じゃねーの?w

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  7. 嫉妬民イライラで草

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  8. この話が出る前からdrakenの素行が悪そうなのは言われてたし、父親がスウェーデンのソニーミュージックかなんかの偉い人らしいからお坊ちゃまで~みたいなことは度々Redditにも書かれてたね

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  9. 火のない所に煙は立たぬ
    SNSでの誹謗中傷が話題になってるけどこの選手は素行悪いよとかTOXICだよってコミュニティに聞き漏れてる選手は大体その通りであることが少なくない

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  10. 森おじはすごい人だぁ・・・(小並

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