Natus VinceのCEOを務めるEvgeny "HarisPilton" ZolotarevとZeusの対談動画がZeusの公式YouTubeチャンネルより公開されています。

対談動画では、s1mpleが持つプレイヤーとしての価値、2019年から2020年のNa'Viのラインナップ変更、Cloud9 CS:GO部門の再構築、NAのCS:GOシーンについて答えています。以下、インタビューより一部抜粋したコメントを引用します。


s1mpleについて

s1mpleがチームから脱退したい意思がある場合、説得しても彼をチームに留めることはほぼ不可能です。私の見解ではs1mpleは100万ドル(約1.1億円)の価値を持つ世界で唯一のプレイヤーです。

プレイヤーの価値を決定する場合はゲームスキル以外も考慮する必要があります。例えば、ゲームスキルのみを考慮した場合、ZywOoもs1mpleに引けを取りませんが、メディアに出るタレント性ではs1mpleの方が遥かに高いです。


2019年~2020年のNa'Viのラインナップ変更について

GuardiaNが在籍した時間を無駄にしたとは言いたくありませんが、それが結論を決める要因に繋がりました。ここ半年間、チームに特に問題はありません。

チーム、コーチングスタッフの間ではs1mpleをAWPerから解放し、普通のライフラーとして起用する方が良いという意見も出ており、GuardiaNの獲得は一種の冒険のような取り組みでした。当時は1人枠が空いていたし、移籍金もそこまで高額ではありませんでした。

Perfectoの獲得はコーチのB1ad3による決定です。B1ad3は当時のチームにはサポーターが必要と言っており、Perfectoも候補の1人でした。そして、私達マネージャーの仕事は交渉する相手チームに連絡し、獲得交渉に勤しむことです。

今回のプレイヤー獲得は失敗しないようトライアルで試すことが非常に重要とわかっていたため、何人もの候補がいました。ポテンシャルを持つ若手プレイヤーを判断するためには実際にトライアルでチームとの相性を確かめることがとても大切です。

結果としてPerferctoが一番相性が良く、移籍金は20万ドル弱程度でした。


Cloud9 CS:GO部門の再構築、NAのCS:GOシーンについて

私の観点ではHenryGの行う施策は失敗と思います。私たちが持つRainbow Six Siegeのリーグ収入は100万ドル強ですが、CS:GOで600万ドルも回収できるのでしょうか。

ESL、BLASTとパートナー契約を結んでいた100 ThievesがCS:GOシーンからの撤退を発表しました。彼らはリーグから受け取る収入があるにもかかわらず、それを放棄しました。

CS:GOシーンがヨーロッパ中心になってしまったことの問題も大きく、Liquid、Evil Geniusesの今後も気になりますが、恐らくヨーロッパに拠点を変更するでしょう。

これは北米でCS:GOが流行っていないと言うわけではなく、単純に新型コロナウイルスの影響でしょう。更に多くのチームがCS:GO出身のプレイヤーを高額でVALORANTにスカウトしています。

Cloud9は現在のCS:GOエコシステムでは確実に600万ドルは回収できないでしょう。絶えず資金調達を繰り返し、人為的にクラブの規模を拡大させるビジネスがCloud9の本質で、Na'Viはそのようにはできません。

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