「ENCE」が6人目のプレイヤーとしてJamppiと2年間の契約を締結、新たに6人入れ替え制の体制を発表しています。


フィンランドのトップチームENCEは、チームの6人目のプレイヤーとして新たにSJ GamingよりJamppiを獲得したことを発表、Jamppiは過去に所有していたアカウントがVACBANを受けた経緯があるため、4月22日よりスタートするメジャー大会予選ESL One Road to Rio Europeでは従来のラインナップで出場し、30日よりスタートするElisa Invitational 2020にてxsevenに代わりJamppiがラインナップに参加します。

現在18歳のフィンランドのプレイヤーJamppiは、SJ GamingやSuperJymyといったフィンランドのチームで活躍、HLTVのRatingはキャリアを通して1.18を記録しており、過去三ヵ月では1.37と非常に高いスコアを獲得しています。

Jamppiはその優れたスキルより、昨年はOGのCS:GO部門創設時のメンバーとして検討されていましたが、Jamppiの持つアカウントが過去にVACBANを受けていた過去が発覚したため交渉は決裂、最終的にOGには代わってイギリスのプレイヤーmantuuが加入しました。

ENCEは昨年メジャー大会初出場で準優勝を獲得しHLTV世界ランキングはピーク時に2位までランクアップしましたが、昨年9月にAleksibに代わりsuNnyが加入して以来、チームの成績は下落傾向で現在は世界ランキング24位、過去三ヵ月の勝利パーセンテージは11.1%となっています。


ENCEは新たにフィンランド期待の若手プレイヤーJamppiを追加したことにより、再びトップを目指すことを表明、チームのゼネラルマネージャーを務めるNiklas Ojalainen、Jamppiは以下のコメントを残しています。

Niklas Ojalainenのコメント

「過去数ヵ月、非常に険しい道のりでした。プレイヤーには精神的な問題が起き、パフォーマンスに影響を与えました。私たちは組織として様々な方法で現環境をよりプロフェッショナルにするためステップを踏まなければなりません。昨年度から私たちの結果は非常に落ち込んでおり、変更を行う必要があります。Jamppiと契約を結ぶことは、私たちに避けられなかったことであり、彼の才能を世界中に披露する機会に値します。」

Elias "Jamppi" Olkkonenのコメント

「本日ENCEに参加できとても嬉しいです。そして、試合を行うことが待ちきれません。非常に多くの功績を持つプレイヤーがいるチームの中の一つになれることは名誉なことであり、私は更に新しいことを学び、前進するにつれ改善していきます。これは私が待ち望んでいたチャンスであり、今後もENCEのファンの皆様に素晴らしい結果を出せるよう尽力します。」

チームは、6月中旬までに行われる様々な大会でそれぞれラインナップの計画を立てており、その時の状況によりラインナップを調整していく予定です。

新たにJamppiが加入したENCEのラインナップは以下になります。チームは22日より行われるESL One Road to Rio、30日に行われるElisa Invitational 2020に出場予定です。

 Aleksi "allu" Jalli
 Jani "Aerial" Jussila
 Jere "sergej" Salo
 Sami "xseveN" Laasanen
 Miikka "suNny" Kemppi
 Elias "Jamppi" Olkkonen
 Slaava "Twista" Räsänen (コーチ)

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