ptrがCS:GOの競技シーンより引退を発表、活動の場をポーカーへ移す

10年近くの競技シーンでの活動経験を持ち、今年で31歳を迎えたptrが、CS:GOの競技シーンより引退を発表しています。

CLG、Luminosity Gaming、Splyce、NRG、Complexity、Digntiasなど、様々な北米のトップチームでのプレイ経験を持つptrですが、直近数年間はアマチュアチームBad News Bearsでの活動を軸に置いており、長らくフリーとして活動を続けています。

昨月に開催されたIEM Cologne 2021では、アマチュアチームとして唯一出場したptrですが、8月4日、自身のTwitterでCS:GOの競技シーンより引退を発表。Twitterでは、「本日、CS:GOの競技シーンより引退することをお知らせします。素晴らしい経験と数多くの困難に満ちた長い旅でした。長年に渡って私を支えてくれた全ての人に感謝したいと思います。今後はポーカーに専念し、自分の実力をさらに深めるために努力していきます。」とコメントを残しています。

I’d like to announce that today I’m retiring from CSGO. It’s been a long journey full of great experiences and many hardships. I wanna thank everyone who has supported me through out the years. I’ll be focusing full time on poker and working hard to further my game. DPP out ❤️✌🏻

— ptr (@PTR_tvCSGO) August 3, 2021

北米のCS:GO選手たちが多くVALORANTへ移行する中、ベテラン勢で数少ないCS:GOの競技シーンに残ったptr。eスポーツで活躍した選手がポーカーへ移行する流れは2000年代、2010年前後によく見られた流れで、2012年にCS:GOがリリースされた際は、CS:GOへ移行せず、ポーカーへ移る選手も一定数存在しました。