中国のCS:GOチーム「BTRG」よりXigNが脱退したことが自身のTwitterより発表されています。

現在23歳の韓国のプレイヤーXigNは、2015年から2019年にかけ韓国トップチームMVP(MVP Project、MVP PK)でプレイ、昨年9月にはチームとの契約終了に伴い脱退、今年1月には自国韓国を離れ中国チームBTRGへの移籍を発表しました。

XigNはBTRGとして約10ヵ月プレイしアジア地域の様々なオンライン大会へ出場、WDNMD Asia Invitational 2020、eFire Master League Season 1 Asiaでは優勝を収めています。

XigNは自身のTwitterで「BTRGとの契約にいくつかの契約違反があったため、正式に脱退したことを皆様にお知らせします。BTRGでのプレイは素晴らしい冒険でしたが、現在の私はフリーエージェントであり、新しい挑戦を探しています。」と投稿、先月同じく契約違反により脱退したImpressioN同様の理由*でチームから脱退する意向を発表しました。

*ImpressioNは契約違反の理由は明かさなかったが、BTRG内で中国語を話せるプレイヤーがImpressioNのみだったためチームとの連絡、手配などマネージャー的役割全てを担っており、負担の大きさ、生産性の無い練習を理由に脱退を発表している

XigNはキャリアを通してRating 1.16と非常に高いスコアを記録しており、HLTVの全プレイヤーのRatingランキングでは現在15位にランクイン、アジア、世界で評価されるライフラーとして知られています。

XigNがTwitterで語った「新しい挑戦」がCS:GO、VALORANTのどちらかは不明ですが、今年7月に公開されたxetaのインタビューで、xetaは「(多くのプレイヤーがVALORANTへ移行したにもかかわらず)XigNはCS:GOが最も優れたゲームであり、最高のゲームでキャリアを追求したいと考えています。彼はCS:GOをプレイしていたことを後悔したくないと感じてます。」と答えており、今後もCS:GOでキャリアを追求する事が予測されます。

Vision Strikersを始め、多くの韓国人プレイヤーがCS:GOからVALORANTへの移行を発表していますが、現在もCS:GOに固執続け、CS:GOで世界を目指すXigNは本当に応援したくなるプレイヤーの1人です。もし、今後スポンサー、チーム不足、モチベーションの低下等の理由でVALORANTへの移行を発表しても彼を責めるプレイヤーはいないでしょう。

現在のBTRGのラインナップは以下になります。

 Kevin "xccurate" Susanto
 Kritthee "⁠Geniuss⁠" Sawatmuang
 Piyangoon "⁠MYM⁠" Kitisin (コーチ) 

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