アメリカのeスポーツチーム100 ThievesがCS:GO部門の解散をチームの公式Twitterにて発表しています。

昨年11月、アメリカの大手eスポーツチームの1つ100 ThievesはオーストラリアのNo.1チームRenegadesのメンバーと契約、CS:GO部門への再参入*を発表しました。

*2017年末にブラジル人ラインナップを迎え入れCS:GO部門を設立しているが、当時は2ヵ月で解散になった。

100 ThievesはCS:GOシーンに参入して初の大会「IEM Beijing 2019」では準優勝を収め、HLTV世界ランキングは5位へ上昇、幸先は好調のように見えましたが、2020年に入りチームの成績は低迷、惜しくも上位入賞を逃す結果が続きました。

100 ThievesのCEOを務めるNadeshotはTwitterで「CS:GOで今起きている問題は全てのシーンがヨーロッパへ移行しているという事です。私たちはプレイヤーと話し合い、どのような解決策があるか考えました。彼らは私たちの努力の結果を出すため、できる限りの行動をしてくれました。」とコメント、現在のNAシーンの問題、不確実な将来性を見込んで解散を決断したことを述べています。

また、動画内では「CS:GO部門のプレイヤーの成功を邪魔したくない」と追記し、チームメンバーがヨーロッパへ移動した場合、現在と同等のサポートは行えないことを述べ、他チームからの交渉も現在オープンとなっています。

100 Thievesは今年5月にHikoを迎え入れVALORANT部門を設立nitr0steelとアメリカのベテランプレイヤーを迎え入れ、VALORANT部門へ注力している印象ですが、NAのCS:GOシーンの問題に加え、経営上の理由により解散を決断したと推測されます。

先月には同じくアメリカトップチームの1つEvil GeniusesがCS:GO部門の解散を検討していると明らかになりましたが、今後もアメリカの組織でCS:GO部門をリリースするチームは少なら数現れそうです。

また、先日は100 ThievesのエースプレイヤーであるjksのComplexityへの移籍が報じられており、同メンバーでの今後の活動継続は無く解散の可能性が高いと予測されます。

旧100 Thieves CS:GO部門のラインナップは以下になります。

 Aaron "AZR" Ward
 Justin "jks" Savage
 Joakim "jkaem" Myrbostad
 Sean "Gratisfaction" Kaiwai
 Jay "liazz" Tregillgas

10 コメント

  1. https://www.csgo4jp.com/2020/04/csgolurppisvalorantcsgo.html?m=1
    ここの昔の記事だけど的確すぎる。やっぱ予想できたことなんやろうな

    返信削除
  2. オフライン大会がなくなって、スポンサーこそあれ会場収入とかそのへんがなくなったのは大会側にも厳しいのかな。結局チームの給料はその賞金からだったわけで、意外とコロコロちゃんの影響は大きかったのかもしれないわね…。

    返信削除
  3. Liquidが手放す時がNAの最後だろうな

    返信削除
  4. EUはCS:GO、NAはVALORANTで完全に分断されそう

    返信削除
  5. 余計な事をしてくれたなぁVALORANT

    返信削除
    返信
    1. 100%間違いって訳でもないけど過半がコロナのせいだよね

      削除
    2. NAの組織だし見当違いではないでしょ

      削除
    3. 見当違いか?

      削除
  6. VALORANTよりコロナウイルスだな
    オフライン大会開催できないのがダメージでかすぎる

    返信削除

コメントを投稿