元CS1.6プロプレイヤーで、現在はENCE、MIBRなどのマネージャーで知られるlurppisがCS:GOとVALORANTのについて述べたコメントがコミュニティで話題となっています。以下、Twitterより一部抜粋したコメントを抜粋します。

Tomi "lurppis" Kovanenのコメント

「VALORANTについて、特にCS:GOとOverwatchへの影響(プレイヤー数や視聴者数等の観点から)に関する多くの話題が寄せられました。VALORANTがeスポーツに与える影響ははるかに大きいと思いますが、何かが欠けていると思います。

VALORANTはLoLなどをプレイするRiot GamesユーザーやFortniteプレイヤー等を引き抜き、シーンの規模を大幅に増加させない限り、プレイヤーの数はゼロサムゲーム*になると思います。

*プラスマイナスゼロの意味

VALORANTは漫画のようなグラフィックと無料でできるため、新規のプレイヤーを獲得できる可能性があります。しかしながら、既存ゲームへの影響はほとんど関係ありません。

影響が実際に感じられるのはビジネス面です。Overwatchはフランチャイズ化(数百万ドルの契約に加え資本で支払われている)されているため、シーンにはそれほど影響はないと思われますが、一方、CS:GOはVALORANTリリースによる重大な混乱期に直面しています。

2020年、CS:GOはFLASHPOINTのようにフランチャイズ化させるか、CS:GOのエコシステムを変える何かをしない限り、新規にeスポーツに投資する投資家がCS:GOに興奮することは恐らく無いでしょう。

CS:GOは非常に素晴らしいゲーム(私個人の偏見もありますが)ですが、基本的なビジネスではエコシステム全体の構造を変化させることは簡単ではありません。

そして、新型コロナウイルスが経済全体を破壊している今、eスポーツチームが資金を調達することは不可能ではないにしても非常に困難です。パンデミックも終わり、シーンも正常に戻った場合、経済も上向きになるはずです。しかし、それには時間がかかります。

eスポーツチームが市場に参入するときに持続性を考えた場合、それはCS:GOではありません。CS:GOは成長を続けていますが、これを乗り換えるにはシーンに変更を加える必要があります。

資金をあまり投入せず迅速にレベルを上げたTier3チーム(2019年のENCEやFURIAなど)のように短期間でランクアップしたチームもありますが、最終的に給与はそのプレイヤーの才能に追いつきます。

VALORANTがリリースされた後、最初に苦しむのは部門に投資できる金額が少ないTier2からTier3のチームです。よりよい資本と強力なスポンサーをバックに持つチームはそれらに代わってそれほど苦しむことはないでしょう。

では、Tier2~3のチームは何をすべきでしょうか。スマートなチームは、CS:GOから一歩後ろに下がり、潜在的な可能性を持つVALORANTへ先行的に投資し、時代を先取りします。Tier1のチームは資金力的にCS:GO部門とVALORANT部門の両方を持つことができますが、Tier2~3のチームはどちらか一方を選ぶ必要があると思います。

Riot GamasはLeague of Legendsのエコシステムの構築に素晴らしい仕事を成し遂げてきました。VALORANTのeスポーツシーンがどのように構築されるか詳細は分かりませんが、早い段階に行動したものが巨大な潜在価値を獲得することができる可能性が高いです。

Tier1のLoLのチームを持つ組織(LCSやLECのチームを持つ組織)は、ほぼ確実にこのチャンスに飛びつくと思いますが、小規模なチームが自分たちのチーム名を広げるためには初期より勝つことが必要です。

最高のVALORANTのチームに早期に署名出来た場合、恐らくVALORANTのシーンに関してはトップに座ることができるでしょう。そして、投資家が興味を持ち、シーンが成長・変更する可能性があります。

要約すると、VALORANTはCS:GOのプレイヤー数や視聴者数に大きな影響を与えない可能性がありますが、プレイヤーが受ける給与などのサポートは潜在的に大いにあります。

VALORANTが低いTierのチームに大きな影響を与えた場合、遅れては来ますがTier1チームに来ると思います。給与減少や視聴者数減少、そして大会賞金も減少する可能性があります。

現在のCS:GOのエコシステムは、プレイヤーの給与や賞金プールからして持続不可能です。私は市場がCS:GOの構造的問題を時間をかけ整理すると信じていますが、コロナウイルスによる短期的なシーンへの影響は依然として壊滅的です。

CS:GOのエコシステムの再構築にVALORANTが起爆剤になるかもしれません。」


2002年からCounter Stirkeのプレイヤーとして活動し、現在はキャスターの傍ら、ENCE、Immortals(MIBRの親会社)のマネージャーを務めるlurppisの意見は非常に的を得ていると思います。

国内のCS:GOチームではAbsoluteがVALORANTへの移行を発表し、本日JUPITERと契約を結んだことを発表しましたが、今後も先行的に部門を開設する組織がどんどん出てくると予想されます。

5 コメント

  1. 最初は大流行するだろうけど、その後結局CSGOになると思うけどな
    そんな簡単に老舗の客が減るとは思えん

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  2. 俺もCSGOがValorantに潰されることはないと思うな
    けどvalveはこれを機会にちょっと焦ってちゃんとバグ消去やチーターBANに取り組んで欲しい

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  3. CSシリーズのライバルというよりOWのライバルになりそうな予感

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    1. 俺もそう思うな。
      ってかOWシーンって今どうなってんの?
      Twitchの視聴者数も下がる一方じゃないか?

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  4. まぁわざわざ乗り換えようとは思わないかな

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