「IEM」の試合ルールが再び変更、意図的な自殺禁止が解除されたことが発表されています。

今月4日、IEMはコンソールによる"kill"コマンドや、Vertigoなどのマップ外へのジャンプによる自殺を禁止したことを発表しましたが、CSPPA(Counter-Strike Professional Players Association)との協議の結果、試合を観戦するファンがより楽しんで視聴できるよう意図的な自殺禁止のルールを解除した事を発表しました。

自殺による自分チームへの利点としては、例えば相手チームがサブマシンガン、ショットガンを持っていた場合、これらの武器によるキルボーナス(P90を除くサブマシンガンだと$600、ショットガンだと$900)が相手チームに入るよりはモロトフなどのグレネードや落下死で自殺するほうを選択した方が、相手チームに入る金額は$300と少ないため、場面によっては意図的な自殺を選択するチームが度々大会にて見られました。

2017年のNa'Vi vs Liquid戦、SMGを多く持っている相手に対しNa'Viはモロトフで全滅を選択した

また、現在中国・上海で開催中のIEM Bejing 2019では、新ルールが適応されることを発表しています。

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