昨年12月にVirtus.proよりベンチに入ったpashaBicepsのインタビューがESL公式YouTubeチャンネルにて公開されています。

インタビューではCS1.6とCS:GOシーンでの違い、そしてCS1.6からCS:GOへ移行する際に難しかった事等について答えています。以下、インタビューより一部抜粋したコメントを引用します。


CS1.6とCS:GOシーンでの違いについて


この2つは完全に違う世界です。大会の賞金金額やプロチームでの給与等、金銭面で全て異なります。

CS1.6ではプレイヤーがお互いを尊重してプレイしていました。今でも勿論そうですがそれとはちょっと異なる形で、CS1.6では趣味に情熱を捧げる形でプレイしていました。当然の事ながら、今のようにお金は無く、良いホテルや、食べ物、チケットにお金を使いました。また、時々車を借りては会場まで20時間運転する事もありました。

そして、ゲームは私達の全てでした。



CS:GOへの移行について


当初はCSGOにそれほど力を入れていませんでした。なぜなら全く異なるゲームだったからです。同じFPSというジャンルで何も変わっていないと言う人もいるかもしれませんが、当時は全く異なるゲームという感覚でした。

そして、私達はCSGOでも勝利を勝ち取りトップレベルで戦える事ができましたが、同時に世代交代も必要でした。(2013年の終わりにベテランプレイヤー*kuben、Loordに変わりSnax、byaliが加入)

*kuben、LoordはCS1.6時代にTaZやNEO等同じラインナップで5年間トップレベルでプレイし続けていたGolden Fiveの1人。kubenは現VPのコーチ、LoordはKinguinのコーチとして活動している。

当時はお金がなく、何人かのプレイヤーはゲーム以外で人生で何をすべきかを決める時でした。なぜなら、お金は天から降ってこないので仕事を探す必要があります。

その時に私はちょうど結婚をし、家族を養う必要があったのでCSのキャリアを終了しました。しかし、天は私にまたCSが必要であると示してくれました。(2014年1月にVirtus.proに加入)



家族の反応について


私の家族は、誰も私がプロゲーマーして活躍していく事を信じていませんでした。学生の時もよく周りから言われましたが、彼らにとってCounter Strikeはただのゲームでした。そこで、私の義父との面白い話があります。

ある時、私の彼女の父親が彼女に「彼氏はどんなゲームをしているの?サッカー?バスケットボール?」と言い、彼女は「コンピューターゲーム」と答えました。すると彼女の父親が大きなショックを受けました。

しかし、今では彼も私のファンでTwitchで大会を観戦しています。オンライン大会であろうがオフライン大会であろうが大会前に私の携帯が鳴り、それは確実に私の妻の父です。


1 コメント

  1. ちと頑張りすぎな感じするなVP、pashaやneoやTazやkubenやLoordは十分に支えてきた。
    「ポーランドでは若いプレイヤーの育成に失敗してる」とかなんとか言うヤツいるけどそんな事ないんだよなぁ。若いプレイヤーを攻める気はないけどちょっとは見習ってほしい、情熱が足りてない気がする。(お前が何を知ってるんだって感じだけど。)

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