CS:GOトップ20プレイヤー2018 第4位に、Natus Vincereに所属しているelectronicがランクインしました。

現在20歳のelectronicは2010年にロシアにてCS1.6のオフライン大会に出場しました。しかし、そこで成功を収める事はできずオフライン大会等から離れて数年を過ごしました。

2015年にロシアのベテランプレイヤーhoochに才能を買われACESに加入、HellRaisersやFlipSid3などのチームが出場する大会CIS LAN ChampionshipにてRating 1.05を残し、3位に入賞しました。

2016年はEvolution、Rebels、Team Empire等のCISのチームを渡り歩き、9月には当時の世界ランキング上位のチームFlipSid3に加入します。それまでほぼ無名のelectronicにとって大きな飛躍でした。当時の事についてelectronicは「リーダーであったB1ad3にはとても感謝しており、彼は私にたくさんの事を教えてくれました。今でもとても感謝位sています。」と明らかにしています。

2017年にはメジャー大会ELEAGUE Major Atlanta 2017、PGL Krakow 2017に出場します。それぞれ15-16位、9-11位といった結果になりますがelectronic自身初のメジャー大会出場になります。

2017年11月にはCISのトップチームNa'Viに加入します。Na'Viに加入した事について「オフライン大会に出場し始めた頃より、Na'Viに加入する事は目標で、Na'Viからの招待を受けたときは信じられなかったです。」と述べています。

2018年に入り、electronicは17のオフライン大会に出場しました。


2018年のスタートであるメジャー大会ELEAGUE Major 2018はベスト4といった結果を残し、次期メジャー大会の出場権を獲得します。

2月に行われたStarSeries i-League Season 4では準優勝といった結果を残しますが、electronic自身のRatingは1.02といった結果で終了します。

3月に行われた賞金総額150万ドルWESG 2017では3位、electronic自身はRating 1.42を記録しEVPを獲得します。

4月に行われたDreamHack Masters Marseille 2018では準優勝、electronic自身はRating 1.36を記録し再びEVPを獲得します。当時の事について、「私の心の中で私はサポートの役割だったのですが、この頃よりアグレッシブにプレイするようになりキルをとりにいくプレイができるようになりました。」と当時のインタビューにて語っています。

5月~7月に行われた、StarSeries i-League Season 5、CAC 2018、ESL One Cologne 2018において連続で優勝を成し遂げ、electronicは3大会連続でEVPを獲得しています。

9月に行われたメジャー大会Faceit Major 2018では決勝にてAstralisに敗北し準優勝、しかしelectronic自身はRating 1.36を獲得しEVPを受賞しています。

11月に行われたBLAST Pro Series Copenhagen 2018ではNiPを破り優勝しますが、続いて行われたIEM Chicago 2018では16チーム中13-16位といった結果で終了し、2018年で最も低いRating 0.90を記録しています。

2018年最後の国際大会であるBLAST Pro Series Lisbon 2018では決勝にてAstralisに敗北し準優勝といった結果で2018年の全てのスケジュールが終了します。

electronicが4位に選出された理由として、1年を通して高いRatingを記録に加え9回のEVP受賞、また、ビッグイベントの1vsシチュエーションにて64回のクラッチを成功させた事が大きな理由と発表されています。

TOP 20 PLAYERS OF 2018: ELECTRONIC (4)

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